『始め』
バサバサバサ
緊張のなか 無言で一斉に慣れない指で必死に数え始めます。

シュシュシュシュ 軽やかに動く指
シュ・シュ・・シュシュ・・・シュシュ・・・・頼りなげに動く指
シュ・・・・・バサ・・・・・・・・・・止まってしまう指

ザ・銀行員 札勘試験(※1)!

銀行員ならできて当たり前・・・涙ぐましい努力の証
支店でも家でも ひたすら練習

何枚か抜き取った練習用札束を渡され スピードと正確な枚数を当てます。

今は 機械で数えるイメージですが 当時は札勘ができないと
一人前の銀行員と認められませんでした。
(もちろん今でも 新入行員は全員通る 試練の道)

さて 札勘試験当日・・・
女性陣は 器用にこなしていきますが
男性陣は 当てずっぽう

93枚
99枚
97枚

正解者は 涼しい顔で部屋から出て行きます。
不正解者は 嫌な汗をかきかき 指がつるまで続きます。

何とかクリアしたものの 同室の同期は 落第・・・
その夜 練習用札束を握りながら寝ていました。

(※1)お札の枚数を数えることを 札勘(サツカン)と言います。

読んでくださってありがとうございました。
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